【ホルン2重奏】序奏とポロネーズ F.シュトラウス作曲/小林健太郎編曲/斎藤龍ピアノ校訂

作曲:F.シュトラウス(Franz Strauss)
編曲:小林健太郎(Kenrato Kobayashi)
ピアノ校訂:斎藤龍(Ryu Saito)

【ザ・ホルン・デュオ】 – The Horn Duo
五十畑勉(東京都交響楽団)、安土真弓(名古屋フィルハーモニ交響楽団首席)によるホルン・デュオ。2022年、ALMレコーズよりファーストアルバムをリリース。

定価:¥3,300(税込)

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【楽曲について】
ホルン奏者として彼の名前を知らない人はいないであろうフランツ・シュトラウスは、天才ホルニストである事は勿論、他にもいくつかの楽器演奏に長け、作曲家でもあり、指揮者でもあるという多彩な人物でした。
彼の作品は、彼自身が好んだ古典派の音楽が多いのですが、今回の「序奏とポロネーズ」でも、彼の作品特有の音楽性がよく出ています。
個々のソロはお互いの個性を出し、重ねて演奏する場面ではアンサンブルの素晴らしさを感じながら楽しんで演奏してみてください!
なお、この曲のオリジナルはオーケストラ伴奏ですが、今回、ピアノ伴奏版を小林健太郎氏に依頼、ピアニスト斎藤龍氏の監修の元、出版しております。(The Horn Duo)


【編曲者について】
小林健太郎 – Kentaro Kobayashi
国立音楽大学卒業。ホルンを故一色隆雄、大野良雄、井手詩朗の各氏に師事。
ホルンを専攻する傍ら、音楽を提供する活動を開始。同時に映像音楽に関わる知識や技術・作曲を丸山和範氏に師事する。
卒業後は演奏活動と共に作・編曲家としても活動するようになり、アレキサンダーホルンアンサンブルジャパン、つの笛集団を始め日本フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、シエナウィンドオーケストラなどの編曲も手掛け、仙台フィルハーモニー管弦楽団のレコーディングや特別演奏会のための作品も提供している。また、NHK交響楽団を始めとする、国内プロオーケストラのメンバーにも作・編曲作品を数多く提供している。2007年からはスイス、アメリカ、オーストラリアなどで行われた国際ホルン協会のシンポジウムにおいてオリジナル作品が毎年演奏され国際的にも認知され始める。2008年にはベルリンフィルハーモニー管弦楽団のホルン奏者サラ・ウィリス女史に、2009年にはヘルシンボリ交響楽団首席ホルン奏者のオーシル・ヘンリクソン女史にそれぞれ編曲作品を提供し高評を得る。
なお、クラシック以外でもミュージカル俳優への歌曲オーケストラ編曲や演歌歌手へのバンドアレンジなども手掛ける。
近年はホルン20本を超える大編成アレンジを多く行っており、国立音楽大学、洗足学園音楽大学、東京音楽大学、昭和音楽大学をはじめ数多くの音楽大学専攻生の大編成ホルンアンサンブルの編曲を行っている。


【ピアノ校訂者について】
斎藤龍 – Ryu Saito
東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ科を同声会賞、日本ピアノ調律師協会賞を得て卒業、同大学大学院修士課程修了。チューリッヒ芸術大学大学院コンサートディプロム Konzert Diplomを最優秀で修了し、同大学大学院ソリストディプロム Solisten Diplom修了。
第16回ブラームス国際コンクール第3位及び審査員特別賞をはじめ受賞多数。友愛ドイツ歌曲コンクール最優秀共演者賞。
これまでにソリストとして神奈川フィルハーモニー管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、、ヨハネス・ブラームス・フィルハーモニカー等と共演。首都圏やヨーロッパでのリサイタルをはじめ、国内外の様々な音楽祭やコンサートにソロや室内楽で出演、演奏活動を精力的にしている。ピアノを深谷直仁、杉浦日出男、平尾はるな、加藤美緒子、加藤一郎、小林仁、迫昭嘉、ハンスユルク・シュトゥループの各氏に、合奏及び室内楽を北川暁子、渡辺健二、辛島輝治、漆原啓子、コンラート・リヒター、ウルリッヒ・ コエッラの各氏に師事。東京藝術大学、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校講師を歴任、現在は沖縄県立芸術大学、洗足学園音楽大学において後進の指導にもあたっている。


2022年9月6日