編曲:小林健太郎(Kentaro Kobayashi)
【ザ・ホルン・デュオ】 – The Horn Duo
五十畑勉(東京都交響楽団)、安土真弓(名古屋フィルハーモニ交響楽団首席)によるホルン・デュオ。2022年にALMレコーズよりファーストアルバムをリリース。
定価:¥3,850(税込)
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今回のデュオCD制作にあたり、歌好きな我々二人で思いついたのが、歌唱による素敵な作品をホルンでも演奏してみてはどうか?となり、選曲に至りました。
様々な素晴らしい作品の中から選んだ曲目は牧歌劇から歌曲にまで多岐に及びます。
歌唱での美しいメロディをホルンでどの様に表現するか、各々の感性に任せて歌い上げてみてください。
ホルンという楽器は、一本での響きの美しさは勿論のこと、一番の魅力は、音色が重なった時の響きの素晴らしさだと思います。
ホルン二本の響きの美しさ、音色が重なり合う楽しさをこの曲集を通じて沢山の奏者の方々にも体験してもらえたら嬉しいです。(The Horn Duo)
- 本曲集は以下の曲により構成されている -
ゲオルグ・フリードリッヒ・ヘンデル:幸福な私たち!《エイシスとガラテア》より
Georg Friedrich Händel : Happy we! – from “Acis and Galatea”
ヨハネス・ブラームス:愛の歌より
Johannes Brahms : Liebeslieder Walzer Op.52 (extract)
ジョルジュ・ビゼー:神殿の奥深く《真珠採り》より
Georges Bizet : Au fond du temple saint – from “Les Pêcheurs de perles”
【編曲者について】
小林健太郎 – Kentaro Kobayashi
国立音楽大学卒業。ホルンを故一色隆雄、大野良雄、井手詩朗の各氏に師事。
ホルンを専攻する傍ら、音楽を提供する活動を開始。同時に映像音楽に関わる知識や技術・作曲を丸山和範氏に師事する。
卒業後は演奏活動と共に作・編曲家としても活動するようになり、アレキサンダーホルンアンサンブルジャパン、つの笛集団を始め日本フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、シエナウィンドオーケストラなどの編曲も手掛け、仙台フィルハーモニー管弦楽団のレコーディングや特別演奏会のための作品も提供している。また、NHK交響楽団を始めとする、国内プロオーケストラのメンバーにも作・編曲作品を数多く提供している。2007年からはスイス、アメリカ、オーストラリアなどで行われた国際ホルン協会のシンポジウムにおいてオリジナル作品が毎年演奏され国際的にも認知され始める。2008年にはベルリンフィルハーモニー管弦楽団のホルン奏者サラ・ウィリス女史に、2009年にはヘルシンボリ交響楽団首席ホルン奏者のオーシル・ヘンリクソン女史にそれぞれ編曲作品を提供し高評を得る。
なお、クラシック以外でもミュージカル俳優への歌曲オーケストラ編曲や演歌歌手へのバンドアレンジなども手掛ける。
近年はホルン20本を超える大編成アレンジを多く行っており、国立音楽大学、洗足学園音楽大学、東京音楽大学、昭和音楽大学をはじめ数多くの音楽大学専攻生の大編成ホルンアンサンブルの編曲を行っている。