【金管8重奏】9月のある日 福田昌範作曲

作曲:福田昌範(Masanori Fukuda)

演奏時間:約8分
グレード:4

楽器編成:
Trumpet(Cornet)1
Trumpet(Cornet)2
Trumpet(Cornet)3
Horn
Trombone 1
Trombone 2
Euphonium
Tuba

定価:¥9,900(税込)

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【楽曲について】
2001年9月11日。アメリカで起きた同時多発テロはニューヨークだけでなく世界中に甚大な被害をもたらしました。私は、テレビでまるで映画を見ているかのようなその出来事を、食い入るように見ていました。私はすぐに曲を作り始めこの曲を完成させました。
しかし、当初この曲を出版するにあたって、自分の中にかなり葛藤がありました。
それは、あまりにこの曲の内容が生々しかったからです。
あれから10年が経ちました。あの忌まわしい出来事が二度と起こって欲しくないと思います。
また、あの悲惨な事件を永遠に記憶に留め、愚かな歴史を次の世代に伝えていかなくてはならないとも思います。
この曲を通して、人々が憎み争う事のない平和な世界が訪れることを願って止みません。

曲は教会旋法を使い現代曲風に作曲しました。技術的には難しくなく、演奏効果は高い作品です。美しい中間部は感動的な盛り上がりを見せます。 (2011年4月 福田昌範)


【作曲者について】
福田昌範 – Masanori Fukuda
作曲法、和声学・対位法を故谷本智希氏、故藤田玄播、伊藤康英、山内雅弘、各氏に師事。吹奏楽指導法を故八田泰一氏に学ぶ。
第5回K作曲コンクール第一位。第27回TIAA全日本作曲家コンクール入賞(審査委員賞)。第31回朝日作曲賞、第2回シンガポール作曲コンテストファイナリスト。
現在、洗足学園音楽大学などで後進の指導にあったっている。


2016年11月10日